ゴー宣DOJO

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泉美木蘭
2020.4.13 18:52

コロナ死者の葬儀は行えるし、最後のお別れもできます

厚生労働省の新型コロナウイルスで亡くなった方に関する
公式見解によれば、

遺体に対して感染対策を行う必要はあるものの、
遺族が遺体と対面することもできないというのは間違った対応で、
非透過性納体袋に収容して、その表面を消毒すれば、
通常の葬儀を行うこともできるし、
消毒をきちんと行って手袋を
着用すれば、
遺族が遺体に触れることもできるとされています。

日本環境感染学会のガイドでも、
遺体搬送業者が遺体に接触する際は、感染対策のために手袋、
マスク、フェイスシールド、ガウンを装着して対応することが
望ましいとされていますが、
「新型コロナウイルスだからといって、葬儀や火葬の際に
特別に厳密な対応が求められるわけではありません」
と書かれています。

患者のプライバシー保護のために、コロナ感染者であることを
伝えずに遺体搬送業者に引き渡されたケースがあったため、
葬儀業者の恐怖を誘ってしまい、通常の肺炎による死亡者まで、
遺族に会わせずに火葬されてしまうケースが増えたようですが、

正しい情報がちゃんと伝達されるようになれば、
葬儀業者の方が恐れる必要もなくなるでしょう。
実際には葬儀は行えるし、最後のお別れもできるというのが
正しい情報です。

メディアも恐怖情報だけでなく、こういった正しい情報を
きちんと広めていただきたいです。

泉美木蘭

昭和52年、三重県生まれ。近畿大学文芸学部卒業後、起業するもたちまち人生袋小路。紆余曲折あって物書きに。小説『会社ごっこ』(太田出版)『オンナ部』(バジリコ)『エム女の手帖』(幻冬舎)『AiLARA「ナジャ」と「アイララ」の半世紀』(Echell-1)等。創作朗読「もくれん座」主宰『ヤマトタケル物語』『あわてんぼ!』『瓶の中の男』等。『小林よしのりライジング』にて社会時評『泉美木蘭のトンデモ見聞録』、幻冬舎Plusにて『オオカミ少女に気をつけろ!~欲望と世論とフェイクニュース』を連載中。東洋経済オンラインでも定期的に記事を執筆している。
TOKYO MX『モーニングCROSS』コメンテーター。
趣味は合気道とサルサ、ラテンDJ。

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